大人ニキビを色で判断!正しい対処法を種類別に解説

学生の頃に悩まされるニキビですが、大人になってからも度々できてしまう人は意外に多いのです。

新陳代謝が活発な10代とは違う、大人のニキビに悩まされる人に向けて、大人ニキビの原因や対処法を紹介していきます。

ニキビにもいろいろな種類があるって本当?

肌トラブルの代表格としてあげられるニキビですが、実はニキビにもいろいろな種類があるのを知っていますか。

ニキビは毛穴の詰まりが原因で起こるものですが、ニキビの進行具合によって呼び方が変わります。

最も軽い症状から、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビと呼ばれていて、それぞれ対処法は異なっているのです。

正しい処置を行わないとニキビを余計に悪化させてしまう原因にもなるため注意が必要です。

かゆみも痛みもない白ニキビ

鏡をじっと見ていると、毛穴が塞がって白くポツンとなっていることはないでしょうか。

かゆみや痛みはほとんど感じることがないため、ニキビと気づかない人も多いのですが、これはもっとも初期段階のニキビである白ニキビです。

白ニキビができてしまう原因は、皮膚が新しく生まれ変わるためのターンオーバーが乱れたことにより、毛穴周辺の皮膚が厚くなることで毛穴が塞がり、そこに皮脂や角質が詰まってしまうからだと言われています。

白ニキビの対処法は特別難しいものではありません。

肌を清潔に保つために、洗顔は優しく行い、食事による体質改善と睡眠をたっぷりとる生活習慣の改善によって白ニキビは良くなっていきます。

洗顔の時に無理にこすったり、特別に治療薬を用いたりすることはやめるようにしましょう。

ついつい触ってしまう赤ニキビ

ニキビというと、赤くてぷくっと盛り上がったニキビを想像する人は多いのではないでしょうか。

赤く腫れているだけでなく、痛みを伴い、ひと際目立つこのニキビは、赤ニキビと言ってとても厄介なニキビと言われています。

赤く見えてしまうのは、毛穴の中で増殖してしまったアクネ菌と闘うために白血球が集まり、炎症を起こしているためです。

赤ニキビの対処法として最も大切なのは決して触らないこと、触ることで悪化させたり、ニキビ跡が残ってしまったりします。

赤ニキビの状態になっているときは、なるべくファンデーションの使用は避け、抗炎症作用のあるスキンケア用品を使い、炎症がひどいときは早めに皮膚科を受診するようにします。

汚く見えてしまう黒ニキビ

毛穴の中に溜まった皮脂や角質が肌の表面に押し出されるほどになり、空気中の酸素に触れることで黒く酸化してしまったものが黒ニキビです。

実は黒ニキビも白ニキビと同様、炎症を起こしているわけではないため、過度なケアは逆効果となります。

黒く塞がった毛穴は汚く見えることもあり、ついファンデーションを厚く塗って隠そうとしてしまいますが、それは黒ニキビを悪化させることにつながりかねません。

洗顔を優しく行って、なるべく肌を清潔に保ち、毛穴の詰まりを取り除いてあげることが有効な対処法です。

毛穴の詰まりが酸化していることから、抗酸化作用のあるビタミンCケアを積極的に取り入れるといいでしょう。

クレーター状の痕を残してしまう黄ニキビ

赤ニキビの炎症が進み、中に膿が溜まって大きく腫れあがってしまうのが黄ニキビです。

ニキビ全体を見ると赤っぽいのですが、中心には膿が溜まっているために黄色く見えるのです。

膿が出てくるということは、炎症が終わりに向かっていることを指しているのですが、毛穴の奥でかなり炎症が進んでしまった黄ニキビは、治った後も大きなクレーター状の痕を残してしまうことが多くなります。

すぐに皮膚科を受診して適切な処置を受けるようにしましょう。

色によってわかるニキビの進行具合!正しい対処法でトラブルのないきれいな肌へ

大人になっても悩まされる大人ニキビは、色によってニキビの進行具合を判断することが出来ます。

適切な対処を行うことは、ニキビを早く治すことにつながります。

けれども最も大切なのは、生活習慣を改善し肌を清潔に保つことです。

それでもできてしまったニキビは、なるべく早いうちに正しいケアを行いましょう。

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